食いつくであろう「ゾンビ」というキーワードに対し、冒頭であっという間に、
赤城が謎解きしてしまったのが残念でした。
東京スカーレットのように、派手な演出や、キャスト(ゲスト含む)で見せるのでは
なく、内々のこじんまりした現場で、掛け合い漫才を見せるような感じなので、
ハマる人にはハマるけれど、テレビ的(絵的華やかさ)な面白さを求める人には、
あまり楽しめないかなーという気がしました。
メインキャストに、若手(20〜30代)をそろえた結果、刑事ドラマなのに、重圧感が
全く感じられず、ゆるいSTメンバーを統率するのが、若い岡田将生さんとあって、
彼が迫真の演技をすればするほど、空回りしていくという・・見ていてなんとも
いえないジレンマを感じました。
トップの松戸紫織役も、存在感、威圧感という点においては、瀬戸朝香さんにはまだ
少し早いかなという印象を受けました。個人的には、真矢みきさんあたりが
ベストチョイスかなと思います。

メインキャストの衣装もチグハグ感いっぱいで、個性を出そうとした結果、なんだか
まるで学芸会のようでした。

今回、内容以上に、特に目についたのが、衣装のミスチョイスです。
ドラマ「SP」の時の、真木よう子さんのビシッと決まったスーツ姿を思い出して
もらうと分かりやすいですが、今回のキャストのスーツ姿が、まるで運動会の
借り物競争のようで、体から浮いてるのが、すごく気になりました。


衣装・スタイリストさん共に、もう少しセンスがほしかったな・・という感じです。
感想というよりは、ほとんどグチになってしまいましたが、なぜか不思議なことに、
このドラマに関しては、見終わった後、3回もリピートして見てしまいました・笑
冒頭にも書いた通り、ビビッとくるようなストレートな面白さはないものの、
かっぱえびせんのように、きっとクセになるような何かがこのドラマにはあるんだと
思います。
なにはともあれ、来週の放送を楽しみにしたいと思います♪